都心部での受験に最適なホテルの選び方

受験会場が都心部にある場合、ホテルの数は豊富です。その分、どのホテルを選べばよいか迷ってしまいがちです。ホテル選びに迷っているうちに、良いホテルは満室、ということがないよう、都心部での受験に最適なホテルの選び方をご紹介します。

会場徒歩圏内のホテルが理想

受験会場が都心部にある場合、会場のすぐ近くにホテルがあることも多いです。会場まで歩いて行ける立地のホテルだと、交通機関の乱れや混雑に巻き込まれないので安心できます。また、移動時間も短縮できるので、寒い冬でも心身へのストレスを軽減することが可能です。新幹線の駅や空港などから近いと、ホテル入りする際の負担も少なくなお良いです。
電車を利用する必要があるホテルの場合は、駅構内や駅からホテルまでの道順をチェックしてみてください。アクセスのよいターミナル駅では、慣れていないと駅構内でも迷ってしまうリスクがあります。大きな駅の移動に慣れていない地方在住の受験生は、特に注意が必要です。大切な入試の日に道に迷って焦ることがないよう、会場までの移動経路がわかりやすいホテルを選ぶようにしてください。
また、ターミナル駅周辺のホテルの場合は、電車に乗るまでにかかる時間にも要注意です。乗りたい電車のホームが駅の端にある場合、駅の入り口からホームまでが遠い場合もあるからです。「駅徒歩〇分」の数字を見るだけでなく、実際に移動したらどのくらい時間がかかりそうかを踏まえたホテル選びを行いましょう。

夜間の周辺環境も要チェック

都心部のホテルに宿泊する場合は、夜間の周辺環境にも注意が必要です。都心部なのでコンビニも豊富だし、便利なところばかりだから大丈夫、と考えるかもしれません。確かに、都心部で駅チカのホテルだと、軽食を買ったりする店舗は多くあり、利便性には問題ないケースが多いでしょう。
むしろ気にすべきなのは、夜間に開いている店舗が多いことで、騒がしくならないかです。受験前日の夜は、本番に備えてぐっすり眠りたいところです。しかし、夜遅くまで人々が活動しやすい都心部では、深夜になっても騒がしい地域があることも考えられます。そのため、ホテル選びの際は周辺環境の充実度とあわせて、夜間の騒音が激しくないかのチェックが必要です。

受験生応援プランなど+αのあるホテルも

都心部のホテルは選択肢が多く、競争も激しいので受験生を取り込むべく、特別なプランを提供しているところもあります。「受験生応援プラン」などの有無や内容を確認すると良いでしょう。
受験生応援プランを提供するホテルでは、受験生の宿泊対応に慣れていることが予想されます。保護者の方はもちろん、受験生本人も安心して受験に臨みやすくなるはずです。
応援プランの具体的な内容としては、お弁当が提供される、加湿器が完備されている、モーニングコール以外に目覚まし時計も利用できる、などがあります。枕を選べるといったユニークな取り組みも見られます。
昼のお弁当や朝食・夕食サービスが充実していると、保護者同伴ではなく、受験生1人だけでホテルに前泊する場合も負担が少ないです。受験本番は想定外の出来事が起こるリスクもありますので、ホテルに前泊する遠方の受験なら保護者同伴をおすすめします。ただ、お仕事などで保護者の方の都合がつかない場合は、受験生応援プランのあるホテルを利用して、本人がシングルで宿泊するのも一案です。
都心部での受験ではホテルが豊富にあるだけに、早めに情報をチェックして合格につながるホテル選びを行うことが大切です。応援プランの1つ1つは小さな取り組みでも、魅力に感じる内容があれば合格を着実に引き寄せる材料になるので、積極的に検討してみてください。